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ニュース・フラッシュ

2012年9月4日 調査部 渡邉美和

中国:発展改革委員会、石炭の資源税を従量税から従価税へ変更か

 現地報道によると、国家発展改革委員会は2012年8月30日に「山西省国家資源型経済転換総合改革試験方案」(原文の日本語漢字表記では「山西省国家資源型経済転型総合配套改革試験総体方案」)を発表した。この方案では石炭等の資源税改革促進が盛り込まれ、これまでの従量課税から従価課税へ変更することになっている。
 なお、中国の経済紙も、9月3日付け報道で、中国エネルギー研究会が、石炭関係について従量課税から従価課税へ変更を含んだ資源税改革を提議したと報道している。
 これまでの石炭関連資源税は、2011年11月の改正で、コークスが8元/t から8~20元/t、その他石炭が0.3~2.4元/tから0.3~5元/tへ改定されている。

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