ブラジル：豪Centaurus社、Jambreiro鉄鉱石プロジェクトのFS終了

　Centaurus Metals社(本社：パース、ASX上場)は、Jambreiro鉄鉱石プロジェクトのFSを終了するとともに、開発に必要な資金26.2百万A$の新株発行を終えたと発表した。FS調査は2012年9月に完成する予定で、2013年4月から建設に着手する。開発当初の鉄鉱石生産量は２百万t/年(鉄品位66％)で、主に国内の製鉄メーカーに供給される。現在の資源量は165.5百万t(鉄品位28.4％)である。Centaurus社は、当面ブラジル国内の製鉄メーカー向けに、イタビライトを主体とする鉄鉱石の品位を65～66％に引上げて供給する。Centaurus社は、当面国内向けの鉄鉱石の開発を行うが、第IIフェーズとして、輸出市場向けに、Passabem 、Itambéプロジェクト、ならびにSerra do Lontraプロジェクト(Bahia州Ileus、輸出向けの港湾整備を行う)を進める計画もある。