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- 銅 ベースメタル
ペルー:Southern Copper社、ペルーにおける銅生産若干減少の見通し
2012年9月5日付け地元紙によると、Southern Copper社のGonzales社長は、同社のペルーにおける2012年の銅生産量は、品位の低下や鉱石の硬化を理由に、前年比で横ばい或いは若干減少する見通しを明らかにした。ただし、同社全体の銅生産量は、メキシコでの増産によって若干の増加となる見通しを示した。
一方、2012年8月までの収益は、銅価格の低下により前年比で3.4%減となったことを受け、Toquepala鉱山では、操業コストの削減を目的とした鉱石輸送用のベルトコンベアを建設中である旨明らかにした。ベルトコンベアの導入によって、トラックや鉄道の利用を止めればコストを削減することができる。
さらに同社長は、Tia Maria銅プロジェクトに関して、2012年の10月末か11月初頭には新たな環境影響評価(EIA)を提出する計画であるとし、EIAが承認された場合、2015年初頭に操業を開始する見通しを示した。
