ニュース・フラッシュ
2012年9月11日
シドニー
豪:鉱物資源利用税(MRRT)の税収不足
2012年8月31日付け地元紙は連邦議会アナリストの報告内容として、2012年7月から導入された鉱物資源利用税(MRRT)の翌会計年度(2013/2014)の税収が35億A$となる見込みであることを伝えている。これは期待されていた税収42億A$から6.2億A$少ない金額であり、豪ドル高と鉱業産品の価格低下がその要因となっていると報告されている。MRRTの税収の重要な使途は地方のインフラ整備用基金への資金拠出であり、今後8年間で56億A$拠出する予定となっている。本年度は同基金に8億A$を、翌会計年度は8.6億A$を拠出する予定であるが、当該資金を受けるべきインフラプロジェクトはまだ決まっていない状況にある。