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ニュース・フラッシュ

2012年9月11日 シドニー

豪:Gillard首相、AMEC会議で講演

 2012年9月4日、Julia Gillard首相はWA州パースで開催されたAMEC(The Association of Mining and Exploration Companies Inc.)会議で講演し、資源ブームの終焉という言い方は誇張されすぎており、資源セクターの拡張を支える中国の成長は今後数10年間続くだろう、と述べた。Gillard首相は、資源ブームの終わりではなく、高いコモディティブームだった第1段階が終了しただけで、今後も投資及び生産のブームは続くだろう、としている。
 今回、Gillard首相の講演の大部分は資源に関するものではなく労働党政権の新しい教育改革に割かれ、教育制度は資源セクターが訴える技能労働者不足の解決に関係するというものの直接関係する資源税等には触れられなかったこともあり出席者からは不満の声も多く聞かれた。
 なお、AMECは豪州における主に中小企業の探鉱・採掘活動を、大企業からの独立性を保ちつつ、支援することを目的に1981年に設立された団体である。

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