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ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛 ベースメタル
2012年9月12日 調査部 渡邉美和

中国:中金嶺南の韶関鉛・亜鉛製錬所、2年の生産停止を経て生産再開

 現地報道によると、中金嶺南は、2010年10月に北江(注;河川名)流域でタリウム汚染の汚染源として2010年10月21日から生産停止を命じられていた傘下の韶関鉛・亜鉛製錬所の粗製錬ラインが、2012年9月11日、政府承認の下で生産を全面再開したと発表した。
 2011年、同社は6,000万元(9.5百万US$)を投じて、29項目にわたる汚染対応改造などを実施、この結果、既に2011年7月に再開した製錬ラインに次いで全面生産再開となる。
 2012年上期報告書によれば、この生産停止による損失は1.33億元(21百万US$)。また、韶関製錬所の生産能力は全体で鉛亜鉛13~15 万t/年と見られる。

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