ニュース・フラッシュ
2012年9月14日
調査部
渡邉美和
中国:駱駝集団の子会社、2011年6月に停止していた蓄電池生産再開
現地報道によると、2012年9月13日、蓄電池メーカーの大手である駱駝集団は、2011年6月に生産停止を命ぜられていた子会社の湖北駱駝海峡新型蓄電池有限公司について、関係部門による生産再開の同意が得られたと発表した。
駱駝海峡新型蓄電池有限公司は2011年6月に国が行った鉛蓄電池及び再生鉛産業の一斉汚染防止活動により、周囲住宅との衛生防護距離(住宅と工場の距離)が不足していたことで生産停止となっていた。
なお、駱駝海峡新型蓄電池有限公司の生産能力は35.7万kVAhで、普通自動車用バッテリ換算で約50万個程度と見られる。駱駝集団全体の2012年生産予定量は1,400万kVAhで、駱駝海峡新型蓄電池有限公司の占める割合は小さい。