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ニュース・フラッシュ

2012年9月19日 北京 篠田邦彦

中国:上海鼎立科学技術発展株式有限公司、レアアース鉱業権、鉱物製品販売の投資に5,980万元投入

 安泰科によれば、上海鼎立科学技術発展(集団)株式有限公司(以下鼎立株式と略称する)は、朱鋒氏、鄭建育氏と「権益移転協議」を終え、これら二氏が所有する浙江中電設備株式有限公司の権益41%を買収することに決めた。譲渡価格は5,980万元である。
 浙江中電設備株式有限公司は広西有色金属集団梧州レアアース開発有限公司の権益39%を保有している。これまで、広西有色金属集団レアアース開発有限公司が梧州希土の権益51%を保有し、浙江中電設備株式有限公司は梧州希土の権益39%を保有し、鼎立株式は残り10%の権益を保有していた。今回の買収が完了すれば、鼎立株式は梧州希土の権益26%を保有することになる。
 梧州希土は、主にレアアース鉱業権に対する投資、鉱物製品の購入販売事業を展開している。鼎立株式は不動産業を主要業務とし、2011年から事業を拡大して鉱物資源分野に対する投資に力を入れている。

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