ドミニカ共和国：環境NGOがXstrataのFalcondoニッケル鉱山等の活動禁止を政府に要請

　2012年9月21日付け業界紙等によると、ドミニカ共和国内外の環境NGOが水源の環境保護を理由として、スイスXstrataが85％権益を保有するFalcondo(Bonao)ニッケル鉱山の採鉱活動の禁止及び加Unigold社がハイチとの国境付近に保有するNieta金銀プロジェクト等の探鉱活動の禁止を同国政府に要請した。
　これに対し、Medine鉱業局長は、中央山脈の重要な水源は国土の80％を占める国立公園によって既に保護されており、鉱業活動は国会の承認及び政府の規制の下に適切に行われている旨コメントしている。
　Falcondoニッケル鉱山の2011年のニッケル生産量は、13.5千tであった。