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ニュース・フラッシュ

2012年9月23日 シドニー 伊藤浩

豪:連邦政府・資源エネルギー経済局による四半期報告

 2012年9月18日、連邦政府の資源エネルギー経済局(BREE)が四半期報告を発表した。報告によれば2012/13年度のエネルギー及び鉱物資源の輸出収益は前年度比2%減となる1,890億A$と予測されている。鉱業産品の価格低下が影響しており、鉄鉱石は輸出量が前年度(2011/12年度)比8.2%増の5億900万tとなるものの、輸出収益は前年度比15.6%減の約531億A$になると予測されている。原料炭も輸出量が前年度比12.7%増の1億6000万tとなるものの輸出収益は前年度比15.4%減の約260億A$と予測されている。他方、一般炭は輸出量が前年度比14.3%増の約1億8000万tとなり輸出収益は前年度比11.1%増の約190億A$と予測されている。主要鉱物である銅は鉱石及び精鉱の輸出量が前年度比22.5%増の約2,228千t、銅地金の輸出量が前年度比7.6%減の365千tとなり、鉱石、精鉱及び銅地金を合わせた輸出収益は前年度比6.5%増の約91億A$と予測されている。

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