ウガンダ：中国国営企業が鉄鉱石開発と製鉄プラント建設の見込み

　2012年9月24日付けメディア報道によれば、China Machine-Building International 社(CMIC)はウガンダ西部のMbarara地域において100百万US$を投資して、鉄鉱石鉱山の開発と製鉄プラントの建設を行う計画である。CMIC社の幹部がMuseveni大統領との会談で表明したものとしてメディアが報じている。
　Museveni大統領は「ウガンダの製鉄産業は非常に未熟であり、CMICによる計画は国内のインフラ整備に不可欠な鉄鋼資材の供給に資する」と述べ、CMICによる計画を歓迎した。ウガンダの鉄鋼需要は150千t/年であるが、生産量は60千t程度と見られている。建設開始時期については明らかになっていないが、建設期間は18ヶ月間を見込んでいるとのこと。
　中国輸銀は2012年4月、ウガンダ国内の道路インフラ整備資金として350百万US$の資金支援を表明しており、今回の計画は国内での資材調達と製鉄産業の振興を目的としたものと見られている。