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ニュース・フラッシュ

2012年9月28日 ハノイ 五十嵐吉昭

ラオス:PanAust社、ラオスで3つ目の鉱山開発に向けてプレFS中

 2012年9月20日付け現地報道によれば、ラオスにおいてPhu Kham銅金鉱山及びBan Houayxai金銀鉱山を操業するPanAust社は、Phu Kham鉱山北東70 kmに位置するPhonsavan地区において発見したKTL銅金鉱床のプレFSを進めている。2013年6月に完成予定のこのプレFSによれば、予測及び概測資源量は8,900万tで、銅が0.44%、金が0.18 g/t、銀が1.7 g/t、年間生産量が銅2.5万t、金2万oz程度となり、建設費は既存のインフラを利用できるため2~3億US$程度とされる。PanAust社は最近Phu Kham鉱山で生産した銅精鉱を、約250 km西東方のベトナムの港から(試みで)輸出しており、将来Phonsavan地区が開発されれば、ベトナムからの精鉱輸出ルートも期待できるとしている。Phu Kham鉱山は2011年に銅精鉱(銅量)59,897 tを生産したが、2012年は約6.5万tの生産が見込まれる。

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