ニュース・フラッシュ
2012年10月16日
シドニー
栗原政臣
豪:連邦政府、SA州Woomera立入制限区域を解除
2012年10月5日、連邦政府のStephen Smith国防大臣及びMartin Ferguson資源エネルギー大臣は、60年間に亘り鉱山開発が制限されてきたSA州Woomera禁止区域(Woomera Prohibited Area、以下「WPA」)への立入制限を解除した、との共同メディア・リリースを行った。このWPAへの立入制限の解除は、元連邦政府高官で国家安全保障評議会の委員を務めるAllan Hawke博士を中心とする当該区域に関するレビューの結果に基づくものとされている。
この結果、WPAの主な利用者は国防省のままであるものの、鉱山会社もWPAへのアクセスができるようになる。SA州政府及び鉱山業界は、今回の連邦政府のWPAへの立入制限解除の決定を歓迎している。