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- 鉱種:
- 銅 ベースメタル 鉄鉱石
エクアドル:国家発展改革委員会、中鉄建のによるMirador銅鉱床開発プロジェクトを承認
安泰科によれば、中国国家発展改革委員会は、4件の投資プロジェクトを承認した。その中に中鉄建銅冠投資有限公司によるエクアドルMirador銅鉱床開発プロジェクトも含まれている。
Mirador銅鉱区は、もともとカナダのCorriente Resources社がエクアドルにある子会社(Ecuacorriente社)を通じて所有していたもの。2010年5月28日、中国鉄建及び銅陵有色金属集団持株有限公司がそれぞれ50%出資し、共同で中鉄建銅冠投資(カナダ)有限公司を設置し、1株当たり8.6 C$でCorriente Resources社を買収した。
2012年2月4日、Mirador銅鉱床の開発環境アセスメント許可証を取得し、同年3月5日に、正式にエクアドル政府とMirador鉱区の開発に関する鉱業契約を締結した。
現在、Ecuacorriente社が4ヵ所の鉱区を所有し、そのうちMirador鉱区で保有する鉱石埋蔵量は6.6億t、品位は銅0.53%、金0.17 g/t、銀1.41 g/tで、鉱区内の金属量は銅349万t、金112 t、銀927 tを見込んでいる。生産がフル稼動した後、年間で銅精鉱35.4万tを産出することになる。
中国鉄建はエクアドル政府と署名した鉱業契約に基づき、2016年までに同鉱区で鉱石処理能力6万t/日、年間鉱石処理量2,000万tに達する露天掘り鉱山を開発する計画。予想投資額は17.2億US$である。
