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ニュース・フラッシュ

2012年10月19日 北京 篠田邦彦

中国:東陽光アルミ業株式有限公司、韶関市政府とレアアース産業団地を共同建設へ

 安泰科によれば、広東東陽光アルミ業株式有限公司は、韶関市政府とレアアース工業団地に関する共同建設趣意書を締結し、全面的な協力関係を構築する予定。韶関市政府は、同工業団地の建設プロジェクトを重要プロジェクトの対象とし、工業団地が運営開始された後、企業誘致のための優遇措置を与える。同工業団地の建設は、広東省政府による承認を取得した後、正式な契約を締結する見込み。
 同工業団地の開発計画の総面積は5,000畝(約3,700 ha)、第1期の開発面積は3,000畝で、両者は積極的に国内のレアアース新材料企業を誘致し、レアアースハイテク材料・応用産業基地を構築する。同時に、韶関市政府は東陽光アルミ業による韶関市のレアアース資源の開発事業への参加を承認した。
 両者は、レアアース回収再利用企業を共同で設置し、同工業団地の中でレアアーススクラップ回収・製錬抽出プロジェクトを実施し、団地内のレアアース加工企業が加工時に出す廃棄物を勘案した価格で資源回収企業に販売し、団地内のレアアース資源の統一的な回収利用の実現を目指す。

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