インドネシア：豪Tiger Realm Metals社、スマトラで銅鉱床開発に着手

　2012年10月17日付けの地元報道によれば、豪州Tiger Realm Metals社は、インドネシア・スマトラ島アチェでのBeutong銅鉱床開発に着手する。同鉱床はポーフィリー型で、これまでの探鉱で資源量505百万t、高品位部は153百万t、平均銅品位0.76％と見積もられており、同社では2016年までに生産開始し、以後年間5万t～10万t規模の銅を生産する計画。現在同社はプロジェクト権益の20％を保有しているが、地元パートナー企業のPT Emas Mineral Murniとの間で、権益を80％に引き上げることに合意している。Tiger Realm Metals社は、同じスマトラ島内の近傍でWoyla金探鉱プロジェクトも展開しており、2つのプロジェクト・ポートフォリオにより、同地域で事業拡大戦略を狙う。