ニュース・フラッシュ
2012年10月29日
メキシコ
高木博康
メキシコ:アナリストによると、加Chesapeake社のMetates多金属プロジェクトが買収ターゲットとなる
2012年10月22日付け業界紙等によると、Mackie Research Capital社(トロント)のアナリストは、Chesapeake Gold Corp.(本社:バンクーバー)がメキシコ・ドゥランゴ州に保有するMetates多金属プロジェクトが買収のターゲットとなっている旨述べている。
同プロジェクトは、精測及び概測資源量(含有量)が金591 t、銀16,143 t、亜鉛1,905千tと評価されており、2011年3月に公表されたプレ経済性評価によるとマインライフ20年間の年平均生産量は金23.1 t、銀603 t、亜鉛46.2千tとなっている。一方、初期の開発コストが31.8億US$と多額に上るため、同社が株式市場からの資金調達によって開発を進めることは困難であり、米州最大級の買収ターゲットとして注目されているとのことである。Chesapeake社によると同プロジェクトの生産開始までには、1年間のフルFS調査と3年間の開発期間の計4年間を要する。
