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ニュース・フラッシュ

2012年10月30日 シドニー 栗原政臣

豪:Four Mileウランプロジェクト、建設を再開

 2012年10月24日、Four Mileウランプロジェクトの権益25%を所有するAlliance Resources(以下、Alliance社、本社メルボルン)は、同プロジェクトの権益75%を所有するQuasar社(米Heathgate社の子会社)の決定により、プロジェクトの建設を再び開始すると発表した。これまでの遅延はAlliance社の提案する大規模な同プロジェクト単独での操業に両者が合意できなかったために発生していた。
 スタートアップ計画では、2013年Q2にFour Mile East鉱床の操業を開始し、2013年Q4にFour Mile West鉱床の操業を開始するとなっている。また、操業の初期は、近接するHeathgate社のBeverly鉱山の処理施設を使用する計画で、この期間をフルスケールの生産に必要な設備を検討するための試験操業と位置付けている。年産212.8百万lbの酸化ウランを生産する計画。Alliance社は独立した施設を建設し、年産500万lbの生産を主張している。
 またAlliance社は、今回の建設再開の決定はQuasar社及びHeathgate社を相手とする訴訟に何ら影響を与えないとしている。

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