ニュース・フラッシュ
2012年10月30日
シドニー
栗原政臣
豪:Pacific Aluminium社、Gove半島のボーキサイト鉱山・アルミナ精錬所の雇用を保証せず
2012年10月25日付地元紙等は、NT州Gove半島でボーキサイト鉱山及びアルミナ精錬所を操業するRio Tinto傘下のPacific Aluminium社が1,400名の従業員の雇用の保証を拒否したと報じた。Pacific Aluminium社は2012年1月に完了したGoveプロジェクトの再評価では経済状況の回復まで精錬所を一時休止する等のオプションも検討されているとしている。しかしながら、Goveの鉱山及び精錬所は3,800人のNhulunbuyコミュニティのバックボーンとなっており、NT州のTerry Mills首席大臣は操業の停止はもってのほかとした上で、今後は連邦のMartin Ferguson資源大臣とPacific Aluminium社を支援する方法を探っていくと述べている。
