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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2012年11月6日 北京 篠田邦彦

中国:梧州の年間生産能力30万tの再生銅精錬プロジェクトが生産開始へ

 安泰科によれば、国内でも大規模な再生銅精錬プロジェクトである広西梧州の年間生産能力30万tの再生銅精錬プロジェクトが正式に稼動した。同プロジェクトがフル稼動すれば、年間7,000万tの銅鉱石を節約することができる。年間売上額が180億元、税込み利益は10億元に達する見込み。
 2010年、広西有色金属集団は数10億元を投入して梧州で年間生産能力30万tの再生銅精錬プロジェクトの建設を進め、これにより金属リサイクル分野の取組を推進し、広西の非鉄金属鉱業の改革を促進することとなった。2010年9月、再生銅精錬プロジェクトの建設を開始した。
 同プロジェクトは、梧州再生資源加工工業団地で建設し、銅スクラップを原料とし、年間30万tの銅カソードを産出する規模である。投資総額は23億元で、設備輸入における外貨利用額は883万US$に達する。
 広西有色金属集団の計画によると、更に30億元を投入し、梧州リサイクル工業団地内で年間生産30万tの再生アルミ、年間生産25万tの精密加工及びレアメタル資源回収・総合利用プロジェクトを推進する計画。

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