ニュース・フラッシュ
2012年11月13日
サンティアゴ
縫部保徳
チリ:SERNAGEOMIN、17地区の新物理探査マップを発刊
2012年11月12日、SERNAGEOMIN(チリ地質鉱業局)が17地区の新物理探査マップを発刊した。今回発刊された図面は17地区、68葉で磁気及びガンマ線スペクトル(カリウム、トリウム、ウラン)データが収録されている。対象地区はArica-Parinacota州(第XV州)、Tarapacá州(第I州)北部、Coquimbo州(第IV州)西部。提供されるデータは、測線長約85,000 km、測線間隔500 m、地表からのセンサー高150 mの仕様で2011年に取得された高解像度空中物理探査データである。
鉱物・水・エネルギー資源探鉱発展に必要な地質情報需要の高まりを受け、チリ政府は2020年までに鉱物資源胚胎ポテンシャルの高い北部Arica-Parinacota州から南部Aysén州(第XI州)まで地球化学・地球物理・地質データを整備する計画を進めている。
今回発刊された図面類はSERNAGEOMINウェブサイト中のTienda E-MAPS(http://tienda.sernageomin.cl/tiendavirtual)で入手できる。
