ニュース・フラッシュ
2012年11月13日
北京
篠田邦彦
中国:広西、41件の重金属汚染防止プロジェクトを実施
安泰科によれば、広西チワン族自治区環境保護庁からの情報によると、「広西チワン族自治区重金属汚染総合防止第12次5ヵ年計画の2012年度実施計画案」に基づき、(以下「計画案」と略称する)、2012年に、広西チワン族自治区政府は、21.64億元を投入し、企業による自己調達資金9億元(融資も含まれる)も活用して、41件の重金属汚染の総合防止プロジェクトを実施する。
41件のプロジェクトには、汚染元の総合処理プロジェクト32件、歴史的問題解決パイロットプロジェクト5件、生活応急保障プロジェクト2件、技術試験プロジェクト2件が含まれており、プロジェクトの稼働率は70%に達している。
計画案に基づき、2012年末までに、河池市金城江区、南丹県、環江県の3つの重金属汚染防止重点地域で、カドミウム・鉛・砒素の排出量を2007年と比べそれぞれ5%削減し、非重点地域については、鉛・水銀・カドミウム・クロム・砒素の排出量は2007年から横ばいにすることを目指す。
