ニュース・フラッシュ
2012年11月19日
バンクーバー
片山弘行
加:天然資源大臣、先住民雇用に対する天然資源開発の貢献を強調
加・天然資源省のJoe Oliver大臣は、2012年11月19日、連邦政府が掲げている「責任ある資源開発(Responsible Resource Development)」による先住民雇用及びカナダ経済への貢献について強調する声明を発表した。
声明の中でOliver大臣は「ハーパー政権は、カナダの雇用、経済成長及び長期の繁栄を支援することを約束している。我々の計画は天然資源セクターにおいて31,000人の先住民雇用を支援しており、さらに数千もの機会をもたらす。」と述べている。
鉱業セクターでは、今後10年間で新たな天然資源プロジェクトを満たすために約10万人以上の雇用が期待されており、「責任ある資源開発」では特に先住民に対して下記による支援を強化することとしている。
・ より多くの先住民がこれらの雇用機会を有利に得られるよう技能開発、教育、インフラ整備を支援するために6億9,000万C$以上を投資する
・ 新たな環境評価・規制プロセスへの先住民との協議を統合・向上させる
・ ファーストネーションの権利・権益の保護を確実化するために、先住民との協議をさらに向上させることに1,300万C$を割り当てる
