閉じる

ニュース・フラッシュ

2012年11月24日 メキシコ 高木博康

メキシコ:加MAG Silver社、Cinco de Mayo多金属プロジェクトがエヒードとの用地交渉により遅延

 MAG Silver Corp.(本社:バンクーバー)は、メキシコ・チワワ州に保有するCinco de Mayo多金属プロジェクトがエヒード(土地を保有する農業共同体)との用地交渉により遅延している旨2012年11月20日付け同社HPに公表した。11月17日に421名の居住民による農地法に基づく総会が開催され、地表権の売却が否決されたが、MAG社は大多数の居住民は地表権の売却に賛成しており、一部の否定的なグループによる不正な委任状の結果であるとして連邦当局に調査を依頼した。同当局は、MAG社の訴えを認め、2013年Q1に再度総会を開催するよう裁定した。
 同プロジェクトは、3鉱体からなり、モリブデン鉱体の概測資源量(含有量)は、モリブデン42.6千t、金7.2 t、亜鉛・鉛鉱体の予測資源量(含有量)は、亜鉛806千t、鉛356千t、銀1,639 tと評価されている。

ページトップへ