ニュース・フラッシュ
2012年11月28日
リマ
岨中真洋
ペルー:格付け会社、社会争議による鉱業投資への影響を警告
2012年11月18日付け地元紙によると、格付け会社のフィッチ・レーティングスは、社会争議の存在が、今後計画されている鉱業投資に影響を与える可能性があると警告した。
同社はまず、今後2年間はペルーに対する重要な鉱業投資が見込まれるとし、現政権のスタート後鉱業ロイヤルティ改正をはじめとする新たな納付金等が設置されたにもかかわらず、鉱業分野に対する投資は活発であり、2014年には銅生産が倍増する見通しを示した。
その一方、48億US$の投資が予定されていたMinas Conga金プロジェクト(Cajamarca県)の一時中止等、社会争議が鉱業投資に歯止めをかける可能性を警告した。
