ニュース・フラッシュ
2012年11月28日
リマ
岨中真洋
ペルー:エネルギー鉱山大臣、外国企業による違法鉱業の存在を指摘
2012年11月23日付け地元紙によると、Merinoエネルギー鉱山大臣は、一部の外国企業が、Madre de Dios県やHuanuco県において違法鉱業を行っていると警告した。
ペルーにおける違法鉱業の規模は年間20億US$にのぼり、脱税額は5億ソーレス(約1億9,400万US$相当)に及ぶとされる。
同大臣は、「複数の外国企業が実施するインフォーマル業者を介した開発の実態調査を行っている」と述べた。同大臣は、大規模企業による開発を、暴力的な抗議行動等によって阻み、違法鉱業を継続させようとするマフィア等の組織が背後に存在する可能性を指摘した。
