ニュース・フラッシュ
2012年11月30日
メキシコ
高木博康
メキシコ:加Goldcorp社CEO、Peñasquito多金属鉱山の水供給問題について言及
2012年11月23日付け業界紙等によると、加Goldcorp Inc.(本社:バンクーバー)のCharles Jeanes CEOは、インタビューにおいて、メキシコ・サカテカス州に保有するPeñasquito多金属鉱山の水供給問題の現状と今後の見通しについて以下のとおり言及した。 同鉱山においては、2012年6月以降、干ばつによる鉱山操業のための水供給問題に直面している。このため、2012年の産金量は、13.22 tの当初計画から11.51~12.13 tに下方修正せざるを得ない。しかしながら、最近、年間13.22 tの産金量を実現する粗鉱処理量100~110千t/日を可能とする水源の確保に成功した。現在、同鉱山のフル操業である粗鉱処理量130千t/日を可能とするための水源の捕捉を目指している。 同鉱山の2011年の生産量は、金 7.90 t、銀 592.4 t、鉛 70.17千t及び亜鉛 129.91千tであった。
