ニュース・フラッシュ
2012年12月3日
ロンドン
北野由佳
ナミビア:Epangelo社、Husabウランプロジェクトを有するSwakop Uranium社株10%購入で合意
Swakop Uranium社は2012年11月23日、ナミビア共和国の国営鉱山会社Epangelo社(Epangelo Mining Company Ltd.)が18.8億ナミビア$(約2億1,300万US$)でSwakop Uranium社の株10%を購入することで正式に同意したと発表した。Epangelo社は鉱物資源開発における政府の参加を強化することを目標の一つとして掲げている。Epangelo社のEliphas Hawala社長は「Epangelo社によるSwakop Uranium社株の獲得は、ナミビア鉱業の歴史において重要な一幕であるとともに、特にEpangelo社にとって記念すべき出来事である。」とコメントした。
なお、Swakop Uranium社の残りの株90%は、中国広東核電集団(CGNPC)と中国・アフリカ発展基金(China-Africa Development Fund)が所有するTaurus Mineral社が有している。Swakop Uranium社のHusabウランプロジェクトでは既に10億ナミビア$が費やされ広範囲にわたる試掘が行われており、プロジェクト実現のためにはさらに200億ナミビア$を要すると見積もられている。