ニュース・フラッシュ
2012年12月8日
シドニー
伊藤浩
豪:Hastings社レアアース・プロジェクトに対する中国企業の動き
2012年12月3日付け地元紙は、豪州Hastings社が西オーストラリア州で計画しているEast Kimberleyレアアース・プロジェクトに中国系の広東レアアース・グループが関心を示し、同グループの代表がHastings社を訪問したと伝えている。また地元紙は中国系Minmetals社もHastings社の同プロジェクトに関心を示していると伝えている。Hastings社のEast Kimberleyレアアース・プロジェクトは、同社の説明によれば豪州では最大規模、世界では4番目に大きい重希土レアアースの鉱床の開発プロジェクトであり、鉱床の価値は約19億A$、開発に要する費用は約7億A$と予想されている。同社は2012年にFSを終了し、その後開発パートナーを探していた。