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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2012年12月8日 シドニー 伊藤浩

豪:Rio Tintoが石炭・貨物鉄道会社のAurizonと石炭輸送契約を締結

 2012年12月6日付け地元各紙は、Rio TintoがQLD州の石炭・貨物鉄道会社のAurizon(旧QRナショナル社)と石炭輸送に係る10年間の契約を締結したことを伝えている。報道によれば、Rio TintoとQRナショナルはこれまで石炭輸送契約を締結していたが、その契約期限が2013年6月までとなっていた。今般の契約は従来の契約を継続する意味を有するものの、その内容はRio Tintoが操業しているクレアモント石炭鉱山から石炭積出港のダーリンプルベイまで年間約1,200万tの石炭を輸送するものであり、契約規模は豪州の石炭輸送契約では最大規模となる。当該契約は従来の契約失効後の2013年7月から効力を有する内容となっている。他方、Rio Tintoは2011年にAurizon社のライバル会社であるAsciano社とも石炭輸送契約を締結している。当該契約はヘイル・クリーク石炭鉱山から年間約800万tの石炭及びケストレル石炭鉱山から年間約50万tの石炭をダーリンプルベイまで輸送する10年間契約である。

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