ニュース・フラッシュ
2012年12月10日
サンティアゴ
神谷夏実
ブラジル:Vale、2013年の中国経済、楽観的な見通し
メディア報道によると、ValeのFerreira社長は、中国、アジア諸国の景気は最悪の時期は脱し、中国経済も2013年には回復傾向がみられるとの見通しを語った。同社長によると、中国関係者は、2012年Q4が最悪の時期であり、2013年は回復に向かうと語っている。また同社長の現在の最大の関心は、欧州経済の動向である。Valeは、すでに2013年の新規投資を、2012年の175億US$から、163億US$に減額することを発表しているが、これは主に鉄鉱石価格の下落によるもので、投資計画そのものを見直したわけではない。Valeの計画では2013年の生産量は、鉄鉱石3.06億t、ペレット43百万tである。