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- 金 銀 ベースメタル
エクアドル:IMC社、Rio Blanco、Gaby両金・銀プロジェクトから撤退
2012年12月4日付け地元紙によると、IMC社(International Minerals Corporation、本社:米国)は、Azuay県に保有するRio Blanco及びGabyの両金・銀鉱床の権益を売却し、撤退すると発表した。
同社によると、埋蔵量は両鉱床で金99.1万oz(約31 t)、銀470万oz(約146 t)とされ、権益売却について既に数社と具体的交渉に入っており、政府に申請中の売却認可がおり次第譲渡契約を締結するとしている。
同社は撤退に至った要因として、20年間の探鉱活動後、2006年のFS以降採掘契約締結に至らず、2008年の鉱業指令No.6で鉱業活動が停止となり、開発着手の見通しがたっていないことを挙げ、また、政策面においても鉱業法や税法の一部改正が行われ、国家収入を最優先した徴税の強化等を挙げている。
他ではIamgold社(本社:カナダ)は、Azuay県に保有していたQuimsacocha金鉱床の権益を、2012年7月、売却価格の91%をペナルティーとされるもINV Metals社(本社:カナダ)に売却している。