ニュース・フラッシュ
2012年12月10日
北京
篠田邦彦
中国:2013年の旧式設備の合理化目標の申請を開始
安泰科によれば、中国の工業・情報化部及び財政部が、各地の地方政府に製鉄・コークス・鉛蓄電池など19の重点産業の旧式設備の合理化の2013年度の目標を提出するとともに、2012年の企業の旧式設備の状況と合わせて工業情報化部に報告するよう要求した。
これら19の重点業界の内訳は製鉄、製鋼、コークス、合金鉄、カーバイド、電解アルミ、製銅、鉛、亜鉛、セメント、板ガラス、製紙、アルコール、化学調味料、クエン酸、革、染織、化学繊維、鉛蓄電池である。
各業界の参入許可条件、産業構造調整指導目録などを踏まえた上で2013年度の目標を提出するよう要求した。
2012年の旧式設備の合理化の目標については、製鉄1,000万t、製鋼780万t、コークス2,070万t、合金鉄289万t、カーバイド112万t、電解アルミニウム27万t、製銅70万t、鉛115万t、亜鉛32万t、セメント2億1,900万t、板ガラス4,700万重量箱、製紙970万t、アルコール64万t、化学調味料14万3,000 t、クエン酸7万t、革950万枚、染織28億m、化学繊維22万t、鉛蓄電池2,000万KVAと設定している。
