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中国:湖北武昌魚株式有限公司、ニッケル・モリブデン再編事業を中止へ
安泰科によれば、2012年8月、湖北武昌魚株式有限公司は、自らが大株主となっている鉱業資産を買収し、再編を実施する計画案を発表した。再編計画案に基づき、武昌魚株式有限公司が1株6.96元で北京華普投資有限責任公司及び他の4社の企業に34,609.20万株を発行し、左記企業が所有する貴州黔錦鉱業有限公司(以下黔錦鉱業と略称する)の権益100%を買収する予定であり、買収資産の概算額は22億元となる見込みであった。
黔錦鉱業が保有するニッケル・モリブデン鉱山は貴州省遵義市汇川区陳家湾、楊大湾に位置し、鉱区面積は18.4㎢である。探査報告によると、本鉱山の鉱石量は214.96万t、そのうちモリブデンの金属量は14.64万t、平均品位は6.81%、随伴共生しているニッケルの金属量は8.86万t、平均品位は4.12%である。
華普投資有限責任公司が武昌魚株式有限公司の20.77%の権益を保有すると同時に黔錦鉱業33%の権益も保有している。
本計画に基づき、再編事業が順調に進めば、武昌魚株式有限公司の主要業務が、養殖漁業からニッケル・モリブデンなどレアメタル開発事業に変わる予定であった。
しかし、鉱物資源に投資する場合、国家関連の法律に基づく承認が必要であるが、武昌魚株式有限公司は定めた期限内に承認を得ることができず、再編事業を中止することを決めた。
