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アンゴラ:中国の支援によるBenguela鉄道がDRCコンゴ領内まで延伸
2012年12月11日付けメディア報道によれば、アンゴラ中部Lobito港から内陸部へ通じるBenguela鉄道(1,344 km)の整備が進捗し、2012年12月中にはDRCコンゴ領内Katanga州のDiloloまで延伸される見込みである。これにより、DRCコンゴで紫金鉱業が30%の権益を取得し現在探鉱中のKisenge(Mpokoto)マンガン・プロジェクトは、大西洋への積み出し経路が確保されることとなった。また今後、Katanga州内での鉄道整備が進めば、カッパーベルト地域で操業する銅鉱山への裨益効果も期待できる。
Benguela鉄道の整備は中国中鉄(China Railway Group)が行っており、同社は2008年、中国からDRCコンゴへの60億US$の資金協力により設立された鉱山開発JV企業Sicominesにも27%の資本参加をしている。
