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- 鉱種:
- 銅 ベースメタル
カザフスタン:Aktogay銅鉱床(世界最大級の未開発鉱床)における銅採掘
2012年12月14日付け現地報道によると、Kazakhmys(本社:アルマトイ市)のオレグ・ノワチュクCEOによると、Aktogay銅鉱床の原価は1 t当たり約4,000 US$となり、同社の他の銅プロジェクトに比べ相当低くなる。
Kazakhmysは2013年上期にAktogay銅鉱床における建設工事を開始する。同社の見込みでは2015年に酸化鉱から最初の銅が生産され、硫化鉱からは2016年となる。また、マインライフは50年以上とされ、計画ではその間の銅の年平均生産量はカソード換算7万2,000 tレベルとなり、最初の10年間は年平均10万4,000 tとなる。採掘は露天掘で行われる。
Kazakhmysによると、Aktogay鉱床開発への投資額は20億US$程度となる見込みである。同社はインフラ施設やFSなど、このプロジェクトに既に約1億9,000万US$を支出している。投資予定額は2013年が約5億US$、2014年が6億3,000万US$、2015年が5億US$、2016年が1億6,000万US$である。特に、Aktogay鉱床のファイナンス向けに中国国家開発銀行がKazakhmysに15億US$の与信枠を設定している。