ニュース・フラッシュ
2012年12月25日
北京
篠田邦彦
中国:レアアース等を含む22種の重要鉱種について“三率”(採掘回収率、選鉱回収率、総合利用率)の調査がほぼ完成
安泰科によれば、中国国土資源部の埋蔵司からの情報によると、国内の22種の重要鉱種について「三率」(採掘回収率、選鉱回収率、総合利用率)の調査がほぼ終了した。
中国国内の重要鉱物資源の節約と総合利用の現状を把握するため、2012年6月、中国国土資源部が石炭・石油・天然ガス・鉄・マンガン・銅・鉛・亜鉛・アルミニウム・ニッケル・タングステン・錫・アンチモン・モリブデン・レアアース・金等を含む22種の重要鉱種について「三率」の調査を開始していた。これは、中国建国以来、初めて中国の鉱物資源の開発利用レベルに関する調査評価事業を行うものである。