ニュース・フラッシュ
2012年12月28日
リマ
岨中真洋
ペルー:Apurimac県、ペルー鉱業の中心地に
2012年12月13日付け業界紙によると、リマで開催された第6回ペルー鉱業争議観測報告会によれば、Apurimac県は、Cajamarca県を抜いて全国一の鉱業投資対象県となった。
Apurimac県には、ペルーにおける鉱業投資の19.9%が行われているほか、同県面積の57.7%が鉱区として付与されている状況となっている。
同県内の大規模プロジェクトには、Xstrata Copper社のLas Bambas銅プロジェクト(52億US$)、Southern Copper社のLos Chancas銅プロジェクト(12億US$)等があげられる。
エネルギー鉱山省によれば、同県における鉱業プロジェクト投資額は2012年9月の時点で119億US$の予定となっており、前年比で11.5%増となっている。
なお輸出額(2012年1月~7月)ではApurimac県は1,400万US$であり、Lima県(24億US$)やCajamarca県(15億US$)と比べ低い数値に留まっている。