ニュース・フラッシュ
2013年1月7日
ロンドン
小嶋吉広
DRCコンゴ:Katanga Mining社、新規のSX-EWプラントが生産開始
Kamoto鉱山等を操業するKatanga Mining Ltdは2012年12月20日、銅地金の生産拡大に向けたPhase 4拡張プロジェクトが順調に進捗しているとして、同拡張プロジェクトから銅カソードの生産が開始されたことを発表した。同拡張プロジェクトはSX-EW法による新規ラインを設置するものであり、これにより年産40,000 tの銅地金の増産が可能となる。Katanga州では電力不足が銅生産のボトルネックになっているが、世銀等の電力整備プログラムによって、国営電力公社SNELの発電量は140 MWから240 MWにまで増強される見込みである。