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豪:Rio Tinto、 鉄鉱石価格の高騰は続かないと警告
2013年1月3日付け地元紙は、Rio Tintoの鉄鉱石部門のサム・ウォルシュ chief executiveのインタビュー内容として、同氏が現在の鉄鉱石価格の急騰は一時的であり価格の高騰は継続しないとコメントしたことを伝えている。同氏は現在の鉄鉱石価格は、西豪州ピルバラ地区が今後サイクロン・シーズンとなること、製鉄所や流通部門からの鉄鉱石の返品等の短期的要因によって高騰しているものであり、価格はサイクロン・シーズン後に落ち着くであろうとコメントした。
他方、地元紙は、Rio Tintoが2012年に、今後2014年までの間に50億US$のコスト削減を行う計画を発表したことに触れるとともに、同社が最近の鉄鉱石価格の変動においても鉄鉱石生産拡張計画を推進し続けている一方で、ライバルのBHP Billitonとフォーテスキュー•メタルズ•グループは、その拡張計画を遅延することによって状況に対応していると報じている。