ニュース・フラッシュ
2013年1月9日
サンティアゴ
縫部保徳
チリ:発電所の運転ストップで操業コストへの影響懸念
メディア報道によると、2013年1月5日、Andina火力発電所及びHornito火力発電所(チリ第Ⅱ州)で冷却システムに異常が発生したため、E-CLは両発電所の運転をストップした。2011年11月に運転を開始した両発電所は北部供給システム(SING)に送電しており、両者を合わせた発電能力は302 MWである。両発電所から電力供給を受けているGaby鉱山及びEsperanza鉱山は、発電所の運転再開までスポット市場で電力を調達せざるを得ず、生産コストに影響が出ることが懸念される。