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中国:金モリブデン株式有限公司、中国最大の単体モリブデン鉱床の買収競争に参加
安泰科・中国有色金属鉱業協会によれば、金モリブデン株式有限公司は、安徽金沙モリブデン業有限公司の一部の権益移転のための入札に参加する予定。
安徽省財産権取引ウェブサイトによると、安徽地質鉱産投資集団有限公司が所有する金沙モリブデン業の権益を移転するための入札実施を決めた。その権益の合計は49%以下である。入札価格は40億元。最大4社の投資企業を参加させ、それぞれの権益は10%~16.5%の間で選択することができる。
これまで、安徽地質鉱山投資集団有限公司が金沙モリブデン業の100%の権益を所有してきたが、2012年11月1日、同社は所有する権益の17%を協議により銅陵有色金属集団公司に譲渡していた。
今回権益を移転した後、安徽地質鉱山投資集団有限公司が金沙モリブデン業の34%の権益を所有し、依然として最大株主である。紹介によると、金沙モリブデン業は、安徽省金寨県沙坪溝のモリブデン資源に対する探査権を保有し、同鉱床は世界最大の単一的なモリブデン鉱床で、国内でも最大規模である。
地質精密調査により、探査権益内のモリブデンの鉱量は15.82億t、金属量は227.48万t、平均品位はモリブデン0.144%である。
現在、入札により中国恩菲工事技術有限公司に対し鉱山採掘・選別設計事業を委託し、年間鉱石採掘量1,000万tで計算すると、マインライフは120年となる。年間生産額は50億元以上である。
