ニュース・フラッシュ
2013年1月10日
北京
篠田邦彦
中国:生産能力過剰問題を解決するため多くの関係部局が統合再編を促進
安泰科によれば、中国国内の生産能力過剰問題を解決するための最も良い方法は業界の統合再編及び旧式設備の合理化である。
2013年1月、国家電力監督管理委員会・工業情報化部が年度公告リストに含めた旧式設備に対し、給電停止・給電制限通達を通達する。給電企業が要求に基づき関連企業に対し給電停止・給電制限措置を実施する。
調べによると、国家発展改革委員会、財政部、国有資産監督管理委員会、中国証券監督管理委員会などの9部署が関連政策を検討・相談しており、鉄鋼、自動車、セメント、機械製造、電解アルミニウム、レアアース、電子情報、医薬など8つの業界の統合再編を促進する方針。情報によると、中国政府は、今後統合再編を促進するため、さらに多くの税制・金融措置及び産業政策を制定し、実施する予定。