ニュース・フラッシュ
2013年1月14日
ロンドン
北野由佳
ザンビア:2012年の鉱業資源収入が大幅増
各社の報道によると、ザンビアのMiles Sampa財務副大臣は2013年1月8日、同国における鉱業資源収入(Mining Revenue)が2011年の33億ZMKから2012年には44億ZMKへと大幅に増加したことを明らかにした。2012年にロイヤルティ料率の引き上げを行い、ロイヤルティによる収入が対前年比72%増の15億ZMKとなったことが増収の主な要因となった。一方で、利益に対して課税される所得税に関しては前年とほぼ横ばいのレベルであり、Sampa副大臣によると利益を計上した2社の鉱山会社しか所得税を払っておらず、租税回避に対する対応策が取られれば、鉱業資源収入をさらに増加することが可能であるとされる。