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ニュース・フラッシュ

2013年1月16日 サンティアゴ 縫部保徳

チリ:CODELCO、天然ガス発電所プロジェクトを近日中に発表

 メディア報道によると、CODELCOはエネルギーコスト削減のため、Ministro Hales、Radomiro Tomic、Gabriera Mistral、Chuquicamata各事業所に電力を供給する天然ガス発電所をMejillones(チリ第Ⅱ州)に建設することを発表する。Luz Mineraと呼ばれるこのプロジェクトは投資額が7億5,800万US$で、近日中に環境認可手続きが始められる予定である。このプロジェクトでは、合計発電能力780 MWの天然ガス発電所3基の新設とともに海水淡水化プラントが併設される。この発電所で発電された電力の一部はスポット市場で販売することが検討されている。CODELCOが石炭火力発電所でなく天然ガス火力発電所を選択した理由として温室効果ガス排出量が少ないことや冷却水の使用量が抑えられることの他、現在Mejillones市が進める産業発展のためのMejillones湾岸地域マスタープランが変更になった場合、同湾岸地域には天然ガスコンビナート以外の建設認可が得られなくなる可能性があるとされる。

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