ニュース・フラッシュ
2013年1月16日
シドニー
伊藤浩
豪:主要鉱山会社のQ2の鉱物資源利用税(MRRT)納税額
2013年1月14日付地元紙は、連邦政府Swan財務大臣がQ2(2012/10~2012/12)分の鉱物資源利用税(MRRT)の税収に関し、主要鉱山会社であるBHP Billiton、Rio Tinto、Xstrataからの納税は期待できないとコメントしたことを伝えている。他方、地元紙は鉄鉱石鉱山会社のフォーテスキュー・メタルズ・グループがQ2分のMRRT納税額はないとコメントしたことを伝えている。これによりQ1(2012/7~2012/9)に引き続き2四半期連続でMRRTの税収が見込めない状況が明らかになっており、2012/2013会計年度において約40億A$の税収減となることが懸念されている。