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ニュース・フラッシュ

2013年1月17日 サンティアゴ 縫部保徳

チリ:CODELCO、今後25年間の国庫納入目標を1,000億US$に設定

 メディア報道によると、CODELCOのThomas Keller総裁は上院鉱業エネルギー委員会において、今後25年間に銅の生産量を大きく増加させ、国庫への納入額を1,000億US$とする目標を発表した。銅の生産は2021年までに約250万t/年まで拡大させることを目指しており、これを達成するため、El Teniente、Chuquicamata、Radomiro Tomic、Andinaの拡張計画に400億US$の投資を計画している。1971年の銅鉱山の国有化以来、CODELCOが国庫に納めた剰余金は1,000億US$であるが、今後25年間でこれに近い剰余金を納入することが可能であるとした。また、Keller総裁はChuquicamata事業所の退職プランの取り組み状況や、Salvador事業所存続のためのコスト削減策の検討状況についても言及した。

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