ニュース・フラッシュ
2013年1月17日
北京
篠田邦彦
米:中国・四川漢龍集団、ネバダ州のモリブデン鉱山開発に投資
安泰科によれば、2012年12月、アメリカ土地管理局が四川漢龍集団によるネバダ州モリブデン鉱山開発投資案件を承認した。同プロジェクトの投資総額は13億US$である。
漢龍集団は、最初に8,000万US$を投入し、コロラド州にある上場企業General Moly Inc.社の30%の株式を買収する。さらに鉱石の採掘工事に7.9億US$を融資する計画。これらの融資額は、主に中国の国有銀行から提供される。
ネバダ州の中部地域に世界最大規模の未開発の銀・モリブデン鉱山があり、General Moly社の推測によると、同鉱山の規模は13億lb(約59万tに相当)である。モリブデンは主に原子力発電所のパイプなどハイレベル設備の鉄鋼の硬さを高めることができる。
情報によると、鉱山開発は2015年からの開始が可能となり、漢龍集団は開発した大部分の鉱石を購入することに同意した。