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ペルー:鉄鉱石生産量、2016年に4倍増加の見通し
2013年1月16日付け地元紙によると、Shinno鉱山次官は、今後4年間にわたりペルーの主要鉱産物の生産量は段階的に増加していくが、最も増産の割合が大きいのは鉄鉱石となる見通しを明らかにした。
同次官によれば、2012年~2016年における銅生産量は2倍に、また、鉄鉱石の生産量は4倍に増加すると見込まれる。現在ペルー国内で鉄鉱石を生産するのはShougang鉱山(Ica県)のみで、同鉱山は2012年に670万tの鉄鉱石を生産したが、主にShougang鉱山の拡張(投資額12億US$)とPampa de Pongoプロジェクト(Arequipa県、30億US$)の開発により、2016年には全体で2,793万tの鉄鉱石が生産される見込みとなっている。
さらに、2016年以降には比較的小規模なHierro Apurimacプロジェクト(Apurimac県)、Cerro Ccopaneプロジェクト(Cusco県)等が鉄鉱石の生産を開始する予定であるほか、Lambayeque県沿岸部では大きなポテンシャルの鉄鉱床が発見される可能性を示した。
