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ニュース・フラッシュ

2013年1月21日 リマ 岨中真洋

ペルー:2012年の国内探鉱投資額、対前年比で15%落ち込む

 2013年1月17日付け業界紙によると、Shinno鉱山次官は、2012年のペルー国内探鉱投資額は対前年比で15.4%落ち込んだことを明らかにした。

 同次官によると、2011年の国内探鉱投資額13億9,000万US$に対し、2012年の探鉱投資額は11億7,000万US$であり、エネルギー鉱山省では、この傾向は2013年も続き、2013年は対前年比で16.8%の減少となると予測している。

 Metals Economics Groupは、2012年のペルー国内探鉱投資額は、ラテンアメリカにおいてチリに次ぐ第2位から第3位に後退、また世界における非鉄鉱物探鉱投資額の4%の位置付けとなるとしている。

 一方、ペルー・サンマルティン大学の専門家は、探鉱投資額の減少の大きな要因は社会争議によるものであり、政府が手を打たない場合は、さらに投資は落ち込むとしている。

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